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大学生の苦悩

2011/11/17 Thu 00:32

「制服デートがしたい」

一見些細な願いにも思えるが、大学生という立場にある以上、これを叶えることは例えどんなに金銭を積んだとしても不可能である。

ある人は言う。
彼女を作って、お互い高校のときの制服を着てデートすればいいじゃないか、と。

分かっていない。まるで分かっていない。
そもそも僕がそんなに簡単に彼女を作れるわけがない。死ねばいいのに。もうその時点でゲームオーバーなのだが、もし仮にできたとしてもだ。お互いに高校の制服を着てデートしたところでなんの意味もないのだ。
制服というのは、その学校を卒業した時点で価値はなくなり、ただのコスプレグッズと化してしまう。
いくら今、制服を着て映画館に行ったり、遊園地に行ったり、石見銀山に行ってもそれは制服デートではなく、双方合意の上での制服プレイとしかならないのだ。
そう、高校を卒業した時点でゲームオーバーなのだ。しかもコンティニューはできない。

ある人は言う。
そもそもなんで制服デートを経験していないんだよ、と。

答えは簡単である。僕だからだ。
周りの人間が彼女を作ろうと色々な努力をしている中、僕はやれDSを片手に最強のポケモンマスターになるだとか、やれベースを極めてB'zの三人目のメンバーになるだなどとほざき、無駄な時間を過ごしてきた。
結局、ポケモンマスターにはなれなかったし、B'zの三人目にもなれなかったし、霊光波動拳も撃てなかった。
では、これらの無駄な時間を何らかの努力に傾けていたら制服デートを経験することができたのか、と問われると九分九厘無理だろう。
しかし、いくら嘆いたところで過ぎた時間は戻ってこないのである。

ある人は言う。
じゃあ前を向いて生きろよ、と。

せやな。
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ぼくだけのウォーゲーム

2011/11/11 Fri 00:19

最近寒くなってきた。こんな風に冬が近付くとふと夏が恋しくなることがある。
青い海、白い雲、蝉の鳴き声、そんなキラキラとした情景が頭の中を駆け巡り、次の夏は絶対に充実した日々を過ごそうと心の中で強く誓うものである。

しかしいざ夏が来てみるとどうだ。

毎日続く暑さでそんな誓いは忘れ、冷房フルパワーの部屋で一日中ネットサーフィンである。 サーフィンという単語にどことなく夏を感じるが、実際にやっていることと言えば、男女が愛の営みを行っている動画を閲覧しているだけなのだ。屑の極みである。

そうこうしている内に夏は終わり、秋になり、冬が訪れる。
夏というのは冬という眼鏡をかけたときが一番綺麗に映るものなのかもしれない。

夏で思い出したエピソードがある。

中学二年生の夏休みのある日、予定もなく昼間から家の中で自堕落な生活を送っていた僕は何故か無性におっぱいを触ってみたくなった。
しかしおっぱいを触らせてくれるという女性に当時まだ巡り会っていなかった、いや今も巡り会っていないし、今後も巡り会うことはないのだろうが、そんな境遇の僕は自らで本物に近いおっぱいを作ろうという発想に辿り着いた。

おっぱいを作るといっても何をすればいいのか。
小一時間悩んでいた僕の頭の中にふと昔ネットで見つけた一つの雑学が浮かび上がる。

「高速を走行している車の窓から手を出したらおっぱいの感触が体感できる」

これだ、と思った僕は、リビングで昼ドラを見ていた母親に必死の形相で、「高速に!高速に行きたい!」と訴えかけたが、まるで僕が存在していないかのごとく見事なスルーをされた。

渋々部屋に戻った僕は、また考える。

おっぱいが触りたい・・・どうすればいいんだ・・・おっぱい・・・丸い・・・おっぱい・・・弾力性がある・・・そうだ風船だ!

天才的発想に至った僕は、風船を購入するべく、文房具屋へ向かう。
家から文房具屋まで結構距離があったが、「おっぱいが触りたい」そのたった一つの思いが、気温三十五度の灼熱地獄の中、僕が自転車を走らせる原動力となった。

ペダルを漕ぐこと約二十分、文房具屋に到着した僕は「おっぱ・・・風船ありますか」とあくまでも紳士的に店員のおばさんに尋ねる。
「ありますよ」そう言って微笑みながら風船を差し出してくれたおばさんは、かの聖母マリアを彷彿させた。
僕は「ありがとう」と微笑み、聖母マリアに別れを告げる。
かごに風船の入った自転車にまたがり、猛スピードで帰宅する僕。多分この瞬間が人生の中で最も一生懸命になったときだと思う。

さて、汗だくになりながら家に到着した僕はとりあえず風船を膨らませることにする。
そして、ある程度膨らんだところで触ってみる、が、なんというか固い。おっぱいというのはもっと柔らかいはずだ、そう確信していた僕は風船の中に水を入れることを思いついた。
風船の中をぬるま湯で満たし、輪ゴムでしっかり栓をした後、自室の真ん中で僕は正座をし、それを揉む。

柔らかい・・・おっぱいだ・・・!本物のおっぱいだ!やったあああ!今夜は祝杯だ!

心の中で叫びながら歓喜に浸っていた僕であるが、ふと一つの矛盾が浮かび上がる。

「本物に近いおっぱいを作るべく僕は試行錯誤したが、本物のおっぱいを触った経験がない僕が本物に近いおっぱいを作るというのはおかしくないか」と。

そう悟ったとたん急に全てがどうでもよくなった。

風船を洗面所に叩きつけた後、夕焼け色に染まった自室にはひぐらしの鳴き声と共に僕の泣き声も響き渡ったのであった。
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